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新たなジャンルでありスタイルの「フロエトリー」、ジャマイカの奇才『Natalie “The Floacist” Stewart(ナタリー “フロエシスト” スチュワート)』

新たなジャンルでありスタイルの「フロエトリー」、ジャマイカの奇才『Natalie “The Floacist” Stewart(ナタリー “フロエシスト” スチュワート)』

歌とポエトリー・リーディングを組み合わせた独特の音楽世界を構築し人気を博すも、2006年末に突如解散した女性デュオのフロエトリー(Floetry)。

元メンバーである詩人/ラッパーのフロエシストこと『ナタリー・ステュワート(Natalie “The Floacist” Stewart)』は、1979年生まれ、英・南ロンドン出身の女性ソウル・シンガー・ソングライター。ジャマイカの移民の娘として生を受ける。

99年にマーシャ・アンブロージアスとネオソウル・デュオ「フロエトリー」を結成。2000年に米フィラデルフィアへ移り、ラップ/ポエトリー担当として2002年にアルバム『フロエティック』でデビュー、全米ヒットを生む。



2006年の解散後、ソロ活動を開始。2010年、『フロエティック・ソウル』でソロ・デビューを果たす。その後、『フロエトリー・リバース』『ライズ・オブ・ザ・フェニックス・マーメイド』とコンスタントにアルバムを発表している。

生前プリンスは、「フロエトリーとはただのグループ名じゃない。フロエトリーはグループ名以上のもの、ジャンルであり、スタイルだ」と言い残している・・・。

「Floetry」その名も歌の” Flow ”と詩の” Poetry ”を組み合わせたものとだいうのは有名な話であるが、歌はもちろん「ラップ」「ポエトリー・リーディング」から「スポークン・ワーズ」までこなしてみせる。

フロエシストことナタリー・ステュワートは、ソングライターとしてマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の”Butterfly”やジル・スコット(Jill Scott)、ビラル(Biral)の作品に参加したほか、客演でもアンジー・ストーン(Angie Stone)などのR&Bアーティストはもちろん、モス・デフ(Mos Def)やコモン(Common)、タリブ・クウェリ(Talib Kweli)など多数のHIPHOPアーティストとも共演、佳曲を残すなど、まさにジャマイカの奇才にして正真正銘のフロエシストである。





 
by JELLYE ISHIDA.

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