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2017( 3 )

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黄金の吐息、クール・ディーヴァ『シャーデー・アデュー』/20世紀末、究極の「クールネス」に到達していた女性アーティスト『SADE(シャーデー)』:VOL.1
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黄金の吐息、クール・ディーヴァ『シャーデー・アデュー』/20世紀末、究極の「クールネス」に到達していた女性アーティスト『SADE(シャーデー)』:VOL.1

  「クールネス」という言葉がもつ意味を我々に考えさせ、それを洗練されたものに押し上げたのは、ジャズミュージシャン『マイルス・デイヴィス』だった。マイルスほど「クール」という称号を手にし、伝説となった男はいないだろう。     音楽にクールネスは必要であり、それは「カッコイイ」という意味で...
The R&B of essence. VOL.11『さえずるソウル・ミュージック ❝ Tweet(トゥイート)❞』
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The R&B of essence. VOL.11『さえずるソウル・ミュージック ❝ Tweet(トゥイート)❞』

  ぜひ紹介したいレディー・ソウルの一人が、ミッシー・エリオットのバックアップで、2002年にデビューしたR&Bシンガー・ソングライター『Tweet(トゥイート)』である。 本名はCharlene Keys(シャーリーン・キーズ)で、「さえずり」を意味するトゥイートは彼女の歌声を表したステージネームで...
The R&B of essence. VOL.10『オーガニック Neo Soul の扉をいち早くノックした ❝ Cherokee(チェロキー) ❞』
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The R&B of essence. VOL.10『オーガニック Neo Soul の扉をいち早くノックした ❝ Cherokee(チェロキー) ❞』

  70’sライクかつジャジーなR&Bを「ニュー・クラシック・ソウル」「オーガニック・ソウル」と呼んだ90’s。 その源流を辿ると、「Meshell Ndegeocello(ミシェル・ンデゲオチェロ)」らが93年ごろからやっていたなどの諸説がある。 【 Meshell Ndeg...
The R&B of essence. VOL.9『全てのレベルが高すぎる完全なる天才 ❝ D’Angelo(ディアンジェロ) ❞』
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The R&B of essence. VOL.9『全てのレベルが高すぎる完全なる天才 ❝ D’Angelo(ディアンジェロ) ❞』

  全てのレベルが高すぎる完全なる天才「D’Angelo(ディアンジェロ)」。 しかし、同業者(ミュージシャン)の信奉者が多いプリンスや『SADE(シャーデー)』などと比較すると、彼は決して「孤高の天才アーティスト」というわけではない。 デビュー当初から「彼の周りだけ時間が止まっているようだ」と言...
寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.4
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寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.4

  70年代前半に一世を風靡したフィラデルフィア発のソウルミュージック『フィリー・ソウル』は私の大好物! 作品の大半がシグマ・スタジオで制作されたことによりシグマ・サウンドとも言われる。 ストリングスを要した華麗で柔らかく甘めのサウンドからスウィート・フィリーとも呼ばれた。 70年代初頭に「La-La(Mea...
The R&B of essence. VOL.8『黒人音楽界、最後の天才 ❝ D’Angelo(ディアンジェロ) ❞』
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The R&B of essence. VOL.8『黒人音楽界、最後の天才 ❝ D’Angelo(ディアンジェロ) ❞』

  1995年にファーストアルバム『Brown Sugar』でデビューし、「Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)」やスティーヴィー・ワンダーの時代のソウル感覚とヒップホップ世代の感性を見事に融合させ、ニュークラシック・ソウル/ネオ・ソウルという一つのムーブメントを作り出し、数々のフォロワーを生み出した「...
寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.3
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寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.3

  稀代のメロディーメーカーであるとともに、編曲においてはジャズを出発点としながらも、ボサノヴァの世界的流行の時代にモダンな和声と複雑なリズムパターンで独自のスタイルを確立した『バート・バカラック』。 70年代に入るとそういった革新的な作風は影を潜め、寡作ではあるがArthur’s Theme(ク...
寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.2
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寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.2

  60年代後半から70年代初頭と言うのは、音楽シーンでは本当に多くのことが起きた時期である・・・。 ・ウッドストック開催 ・ビートルズ解散 ・ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン、ジャニス・ジョプリン死去 ・モータウンが本拠地を西海岸に移転 ・スタックスがアトランティックレコード配給から外れる ・ローリング...
The R&B of essence. VOL.7『ソウルクエリアンズに唯一女性として参加していた ❝ エリカ・バドゥ ❞』
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The R&B of essence. VOL.7『ソウルクエリアンズに唯一女性として参加していた ❝ エリカ・バドゥ ❞』

  過去(70年代)のソウルに自分たちのルーツを見い出すようになった90年代の「ニュー・クラシック・ソウル」、その後、モータウン社長の座についたキダー・マッセンバーグらの巧みなマーケティング的な手法により、一定の音楽スタイル/ジャンルとして広がりを見せた「ネオ・ソウル」。 そのムーヴメントの先頭に立ったのが、...
The R&B of essence. VOL.6『昔も今も ❝ R&Bとジャズは常に隣り合わせにある ❞』
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The R&B of essence. VOL.6『昔も今も ❝ R&Bとジャズは常に隣り合わせにある ❞』

  前述の投稿で紹介した稀代の女性シンガー「ビリー・ホリデイ」「ニーナ・シモン」そして「ロバータ・フラック」の三名は、現代のネオ・ソウルやジャズの歌い手達の背後に今もしっかりと息づいている。 昔も今も、「R&Bとジャズは常に隣り合わせにある」とも言える。 特に現代のネオ・ソウルは、ジャズ・ネタを引用するなどし...
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