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2017/3( 2 )

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The R&B of essence. VOL.7『ソウルクエリアンズに唯一女性として参加していた ❝ エリカ・バドゥ ❞』
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The R&B of essence. VOL.7『ソウルクエリアンズに唯一女性として参加していた ❝ エリカ・バドゥ ❞』

  過去(70年代)のソウルに自分たちのルーツを見い出すようになった90年代の「ニュー・クラシック・ソウル」、その後、モータウン社長の座についたキダー・マッセンバーグらの巧みなマーケティング的な手法により、一定の音楽スタイル/ジャンルとして広がりを見せた「ネオ・ソウル」。 そのムーヴメントの先頭に立ったのが、...
The R&B of essence. VOL.6『昔も今も ❝ R&Bとジャズは常に隣り合わせにある ❞』
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The R&B of essence. VOL.6『昔も今も ❝ R&Bとジャズは常に隣り合わせにある ❞』

  前述の投稿で紹介した稀代の女性シンガー「ビリー・ホリデイ」「ニーナ・シモン」そして「ロバータ・フラック」の三名は、現代のネオ・ソウルやジャズの歌い手達の背後に今もしっかりと息づいている。 昔も今も、「R&Bとジャズは常に隣り合わせにある」とも言える。 特に現代のネオ・ソウルは、ジャズ・ネタを引用するなどし...
寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.1
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寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.1

  Hookに力を入れ有能なバックコーラスに主線を任せる手法。 重低音から伸びやかに高音域に抜ける歌声。 語尾の余韻が少しハスキーな時がまたたまらなく素晴らしく、 「しなやか」と評されるその歌声はあくまで甘く、 スムースでいながら押し付けがましくない 自然と耳に入り込んでくる魔力をもったもの。 人々がルーサー...
不滅の名盤・偉大なる音楽遺産:VOL.2
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不滅の名盤・偉大なる音楽遺産:VOL.2

  今から14年前の2003年当時、ソウルの父である『ルーサー・ヴァンドロス』が自宅にて脳卒中で倒れた年である。 そして、惜しくもルーサー最後のアルバム「Dance With My Father」と初のライブアルバム「Live 2003 at Radio City Music Hall 」が発売となった年でも...
不滅の名盤・偉大なる音楽遺産:VOL.1
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不滅の名盤・偉大なる音楽遺産:VOL.1

  今日は、私が最も尊敬する四人の黒人男性シンガー。そのステージを収録した「ライヴ・アルバム」を紹介したい。 一人目は、不世出のソウル・シンガーである『サム・クック』伝説のライヴ・アルバムで、1963年1月12日にマイアミのハーレム・スクエア・クラブで行なわれたステージを収録したもの。その熱狂振りが当時のクッ...
常にスターダムに君臨する一方で、繊細、無邪気、バカ正直であったアーティスト『Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)』
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常にスターダムに君臨する一方で、繊細、無邪気、バカ正直であったアーティスト『Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)』

  マーヴィン・ゲイという男は、常に美しいメロディーとその声で、やさしい愛情を歌い、セックスを歌い、反戦を歌い、離婚を歌い、時にはドラッグにまみれたプライベートを歌った。 マーヴィンは非常に繊細で、無邪気でバカ正直で、そしてある意味、不器用なアーティストであった。 カリスマ的な魅力とエンタテインメント力をもち...
私が最も愛したMarvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)の曲『Distant Lover』:Part.1
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私が最も愛したMarvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)の曲『Distant Lover』:Part.1

  偉大な芸術は 過去を嘆いたり 未来をあれこれと考えることを停止させる… 偉大な芸術は その内容ではなく その力において 自己の苦しみや渇望を一瞬に あるいは永遠に解き放つ… 偉大な芸術の力は あなたに息を飲ませる… あなたの自己を 時間をはぎ取って行く… 今...
不世出のソウル・シンガー『Sam Cooke(サム・クック)』:ソウルの創造神誕生を告げる作品『Night Beat』
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不世出のソウル・シンガー『Sam Cooke(サム・クック)』:ソウルの創造神誕生を告げる作品『Night Beat』

  今日まで、不世出のソウル・シンガー「サム・クック」と同等の才能をそうそう探し出せる訳もなく、私はいまだもって欠乏症のままだ。 サムと言えば、「Harlem Square Club」のライブ盤でみせた、あの破壊力や高揚感、即ちサザン=ディープ・ソウルの先駆者としてのサムを愛する向きは多いだろう。 しかし私は...
すべての黒人音楽を愛し、黒人としての誇りを持ち続けた歌手『Sam Cooke(サム・クック)』
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すべての黒人音楽を愛し、黒人としての誇りを持ち続けた歌手『Sam Cooke(サム・クック)』

  彼ほど、すべての黒人音楽を愛し、黒人としての誇りを持ち続けた歌手はあの時代にいたのだろうか。 彼の、時折見せる高らかな笑い声が、どれほど多くの黒人を勇気づけただろうか。 彼は、歌を通じて黒人コミュニティを超え、もう一つの人を喜ばせることで世界をいかに変えただろうか・・・。   1964年12月1...
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