G2J Entertainment.

2017/3

Month
黄金の吐息、クール・ディーヴァ『シャーデー・アデュー』/『シャーデー・アデュー』の21世紀:VOL.3
6096

黄金の吐息、クール・ディーヴァ『シャーデー・アデュー』/『シャーデー・アデュー』の21世紀:VOL.3

  1980年代中盤に彗星のごとく音楽シーンに登場し、ジャジーでソウルフルな欧州発エレガント・ポップ・ブームの先鞭をつけたクールネス・ディーヴァ「シャーデー」。それまでの全世界の景色を変えてしまったといっても過言ではない。 クールでありながらもその歌は常に愛と情熱に満ち、「スムース・オペレーター」「パラダイス...
黄金の吐息、クール・ディーヴァ『シャーデー・アデュー』/2000年までの足跡:VOL.2
5609

黄金の吐息、クール・ディーヴァ『シャーデー・アデュー』/2000年までの足跡:VOL.2

  世界の音楽シーンにクールな衝撃を与えたシャーデーのデビュー・アルバム「Diamond Life(ダイヤモンド・ライフ)」。1984年に発表されたこの作品は、ブラック・ミュージックのエッセンスがほとばしるソフィスティケイトされた楽曲に、その最大の魅力である包容力あるヴォーカルがコラージュされ、クールでありな...
黄金の吐息、クール・ディーヴァ『シャーデー・アデュー』/20世紀末、究極の「クールネス」に到達していた女性アーティスト『SADE(シャーデー)』:VOL.1
3935

黄金の吐息、クール・ディーヴァ『シャーデー・アデュー』/20世紀末、究極の「クールネス」に到達していた女性アーティスト『SADE(シャーデー)』:VOL.1

  「クールネス」という言葉がもつ意味を我々に考えさせ、それを洗練されたものに押し上げたのは、ジャズミュージシャン『マイルス・デイヴィス』だった。マイルスほど「クール」という称号を手にし、伝説となった男はいないだろう。     音楽にクールネスは必要であり、それは「カッコイイ」という意味で...
The R&B of essence. VOL.11『さえずるソウル・ミュージック ❝ Tweet(トゥイート)❞』
2790

The R&B of essence. VOL.11『さえずるソウル・ミュージック ❝ Tweet(トゥイート)❞』

  ぜひ紹介したいレディー・ソウルの一人が、ミッシー・エリオットのバックアップで、2002年にデビューしたR&Bシンガー・ソングライター『Tweet(トゥイート)』である。 本名はCharlene Keys(シャーリーン・キーズ)で、「さえずり」を意味するトゥイートは彼女の歌声を表したステージネームで...
The R&B of essence. VOL.10『オーガニック Neo Soul の扉をいち早くノックした ❝ Cherokee(チェロキー) ❞』
3317

The R&B of essence. VOL.10『オーガニック Neo Soul の扉をいち早くノックした ❝ Cherokee(チェロキー) ❞』

  70’sライクかつジャジーなR&Bを「ニュー・クラシック・ソウル」「オーガニック・ソウル」と呼んだ90’s。 その源流を辿ると、「Meshell Ndegeocello(ミシェル・ンデゲオチェロ)」らが93年ごろからやっていたなどの諸説がある。 【 Meshell Ndeg...
The R&B of essence. VOL.9『全てのレベルが高すぎる完全なる天才 ❝ D’Angelo(ディアンジェロ) ❞』
4772

The R&B of essence. VOL.9『全てのレベルが高すぎる完全なる天才 ❝ D’Angelo(ディアンジェロ) ❞』

  全てのレベルが高すぎる完全なる天才「D’Angelo(ディアンジェロ)」。 しかし、同業者(ミュージシャン)の信奉者が多いプリンスや『SADE(シャーデー)』などと比較すると、彼は決して「孤高の天才アーティスト」というわけではない。 デビュー当初から「彼の周りだけ時間が止まっているようだ」と言...
寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.4
3850

寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.4

  70年代前半に一世を風靡したフィラデルフィア発のソウルミュージック『フィリー・ソウル』は私の大好物! 作品の大半がシグマ・スタジオで制作されたことによりシグマ・サウンドとも言われる。 ストリングスを要した華麗で柔らかく甘めのサウンドからスウィート・フィリーとも呼ばれた。 70年代初頭に「La-La(Mea...
The R&B of essence. VOL.8『黒人音楽界、最後の天才 ❝ D’Angelo(ディアンジェロ) ❞』
3050

The R&B of essence. VOL.8『黒人音楽界、最後の天才 ❝ D’Angelo(ディアンジェロ) ❞』

  1995年にファーストアルバム『Brown Sugar』でデビューし、「Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)」やスティーヴィー・ワンダーの時代のソウル感覚とヒップホップ世代の感性を見事に融合させ、ニュークラシック・ソウル/ネオ・ソウルという一つのムーブメントを作り出し、数々のフォロワーを生み出した「...
寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.3
3374

寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.3

  稀代のメロディーメーカーであるとともに、編曲においてはジャズを出発点としながらも、ボサノヴァの世界的流行の時代にモダンな和声と複雑なリズムパターンで独自のスタイルを確立した『バート・バカラック』。 70年代に入るとそういった革新的な作風は影を潜め、寡作ではあるがArthur’s Theme(ク...
寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.2
2778

寝ても覚めても「ルーサー・ヴァンドロス」:VOL.2

  60年代後半から70年代初頭と言うのは、音楽シーンでは本当に多くのことが起きた時期である・・・。 ・ウッドストック開催 ・ビートルズ解散 ・ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン、ジャニス・ジョプリン死去 ・モータウンが本拠地を西海岸に移転 ・スタックスがアトランティックレコード配給から外れる ・ローリング...
Return Top